
①実施内容
日時:2025年1月17日13:30~3:30
場所:東根市さくらんぼタントクルセンター
②講師:岩波穂子氏
NPO法人ぼらんたす 理事・事務局長
③講座内容:多様な年代やバックグラウンドの人々がつながるきっかけが生まれている地域の居場所。地域の絆が深まり、地域にポジティブな影響を与え、共通の活動や目標を持つことで、孤立感の解消や新たな人間関係の構築にもつながっている。多くの活動は、地域住民のボランティアの活動を軸に実施されボランティア活動には、適切な配慮やコミュニケーションが求めらる。ボランティアの基本について学び、子どもを中心に地域社会がつながるとは何か、そして私たちに何ができるのかを考えた。
④参加者数 15名
⑤成果と課題
参加者は、居場所が単に集まる場所を提供するだけでなく、地域の活性化、住民のWell-being向上、そして持続可能な地域社会の実現に貢献していることの認識を深めた。特に、ボランティア活動の重要性と、そのために必要な配慮やコミュニケーションについて学べたことは、今後の地域活動への参加意欲を高める上で大きな意味を持つ。
また、子どもを中心に地域社会がつながることの意義について深く考察でき、世代を超えた交流は、子どもたちの健全な育成を促すだけでなく、高齢者の社会参加や生きがいづくりにつながる。地域によって状況やニーズは大きく異なるため、画一的なアプローチではなく、それぞれの地域の実情に合わせた柔軟な対応が求められる。また、ボランティア活動を継続的に支えていくための仕組みづくりも重要な課題である。ボランティアの確保や育成、活動内容の多様化、そして活動を支える資金の確保など、解決すべき課題は多い。地域住民だけでなく、行政や企業、NPOなど、様々な主体との連携を強化し、持続可能な支援体制を構築していく必要がある。